今回お話を伺ったのは…
三井不動産リアルティ札幌札幌センター 所長 兼 ユニットリーダー
鎌田 大輔さん
札幌出身。賃貸仲介を経て三井不動産リアルティ札幌に入社し、今年で12年目の不動産売買の専門家。休日は6歳になるお子様と遊ぶという子煩悩な一面も。

Q1.不動産の売却を 検討しているのですが、 コロナの影響ってありますか?
─新型コロナウィルスの影響で、飲食業やサービス業などではかなり客足が落ちました。不動産の取り引きにもコロナの影響は出ているのでしょうか?
「店舗関連は少なからず影響が出ていると思います。ですが、土地・住宅では影響はさほど出ていませんね。確かに、外出自粛が呼びかけられていた4~5月は売買は低調でしたが、6月以降は特に購入相談が増えています。」─価格の面ではいかがでしょうか?
「現状、土地や住宅を買いたいというご相談を多くいただいております。札幌市内の需要はかなり高いので、価格は下がっていないというのが現状です。反面、売却物件の供給が追いついていません。売り手の方も潜在的にはいらっしゃると思うのですが、価格が下がることを警戒されて売り控えされているのかもしれませんね。」─特に需要の高いエリアってありますか?
「中央区は常に人気がありますし、地下鉄駅周辺でしたら土地、戸建て、マンション共に需要が高い状況です。ただ、札幌市内のそれ以外のエリアでも、買いたいというお客様からの声を多数いただいています。」─なるほど。では、不動産を売却するのにおすすめの時期ってあるんでしょうか?
「土地や戸建てに関しては、冬場は動きが鈍くなります。土地柄、雪が降ってしまうと現地を確認することが難しくなるためです。また、ご相談をいただいてから実際にご売却をスタートするまで、準備期間を含めて2週間程度かかりますので、ご相談をいただくなら3月中旬~10月上旬くらいの間がベストでしょう。マンションに関しては基本的には通年動いていますが、12~1月の時期は動きが少し鈍くなるので、お急ぎの場合は注意した方がいいかもしれませんね。三井のリハウスでは売却特典をご用意していますので、まずは気軽にご相談ください。」
Q2.物件を売却する際に 注意する点は?
─実際に土地や建物の売却を考えたときに注意すべき点はなんでしょう?
「まず前提として、売りたい不動産が余剰資産なのか、お住み替えのためなのかによって注意点は大きく変わってきます。」─では、多くの人が気になるお住み替えの場合について教えてください
「お住み替えの場合、私が最初に確認するのは、新しいお住み替え先が本当にご自身のイメージにフィットしたものなのかという点です。たとえ今の住まいが高く売れたとしても、お住み替え先で思い描いていた暮らしを実現できなければ意味がありませんよね。」─具体的にはどんなケースが?
「最近多いのは、これまでの住まいを手放して高齢者施設への入所を希望しているケースです。一口に高齢者施設と言っても、サービス付き高齢者住宅やケアハウスなど形態は様々。また施設によっても規約やサービスが違います。当社では売却の手配だけでなく、こうした高齢者住宅へのお住み替えを希望される方には、施設に詳しい提携するNPO法人を紹介し、理想の暮らしが送れるようお手伝いしています。」─そこまでケアしているんですか!
「そのほか売却においてよくあるトラブルとしては、建物を引渡しした後に判明した欠陥についてです。原則、雨漏りや給排水管の故障など建物の欠陥は引き渡しから3ヶ月、暖房やボイラーなどの設備については引き渡しから7日目までは売主様が契約不適合責任や修復義務を負わなければなりません。」─売った後に補修の請求が来ると、その後の資金計画に支障が出ちゃいますね…
「そこで、三井のリハウスでは不動産取引をされるお客様に『360°サポート』(※下図)というサービスを提供しています。引き渡し後、売主様に補修などの費用が発生した場合、その費用をサポート。また、売却活動に入る前に営業担当者や専門会社による物件の調査も無料で行いますので安心です。」
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