おうち長持ちのコツを教えて！ - 教えてみついのホームさん vol.7

今回お話を伺ったのは…

三井ホーム北海道リフォーム室長三井のリフォーム札幌店長
小山卓さん

おうち長持ちのコツは普段のお掃除が基本です

--今回はおうちを長持ちさせる秘訣についてお教えください！

小山さん（以下略）：「家の中に関して言えば『こまめな清掃』、これに尽きます。経年劣化に関しては仕方のないものもありますが、丁寧に清掃やメンテナンスをすればその分だけ寿命は伸びます。」

--どんなお掃除が効果的ですか？

「例えば、浴室。黄ばみや黒ずみは見た目も不潔ですが、放置しておくとカビが深く根を張ってしまい、コーキング材の劣化が進行してしまいます。浴室はこまめに清掃して、よく乾燥させることが大事ですね。」

--換気扇を回すのは効果がありますか？

「浴室換気乾燥暖房機だとより効果的です。戸建でしたらリフォーム時に付け替えることも可能です。一緒にその換気扇のメンテナンスもこまめにしていただきたいです。」

--換気扇って高い所にあるから、面倒でつい後回しにしがちなんですよね…

「ホコリが付着していると、モーターに負荷がかかって、寿命は短くなリます。特にキッチンは油汚れも加わりますので、月に1～2回はしておきたいですね。最近はお手入れが簡単な商品に交換される方が増えてます。」

--日々の掃除はやはり大事なんですね

「傷つきやすいフローリングの保護には、最近『フロアコーティング』という保護剤も登場しました。これまで主流だったワックスは毎年塗り直しが必要でしたが、こちらは塗材の種類にもよりますが、一度施工すれば10～20年の間、メンテナンスの必要がないんです。」

--それはすごく楽になりますね！

「畳では、最近は和紙畳が人気です。こより状の和紙を編んだ製品ですが、表面を樹脂でコーティングしているので耐久性が高く、ささくれや日焼けしたりせず、汚れにも強いんです。」

--実家の畳、替えてあげようかな…

やはり重要な外壁のメンテナンス放置しておくと甚大な被害も…

--ところで、よく築10年で家の外壁を塗り直せと聞きますが、やはり見栄え的に、それくらいが区切りがいいということなんでしょうか？

「もちろん見た目もありますが、外壁には雨や風などから建物を守る重要な役割があるんです。またサッシ廻りなどのコーキングの劣化を防ぐ効果もあります。コーキングは太陽の紫外線により劣化していき、徐々に柔軟性が失われ、ひび割れてしまうんです。」

--それって深刻なことなんですか？

「そうですね、壁は雨や紫外線でどんどん傷んでしまいますし、コーキングのひび割れた部分から水が内部に染み込んでしまうと、建物構造がダメージを受けてしまうことも…。時間の経過とともに塗膜は褪色・チョーキングを起こしていきますので、定期的なメンテナンスが重要ですね。コーキングにひび割れを見つけたら、まずご相談ください。」

--落ちない塗料があればいいのに…

「塗料の種類によって、耐用年数が5年～15年以上と違いがあります。アクリル系やウレタン系、フッ素系などがあり、フッ素系だと15年以上持つとも言われていますが、外壁以外のメンテナンスも合わせて考慮すると、シリコン系がコスパが良いかもしれません。」

--それ以外にもメンテが要るんですか!?

「先ほど述べたコーキングの耐用年数は、環境にも左右されますが10年ほどと言われています。また、新築ですと屋根塗装も、ちょうど同じ頃にメンテナンスが必要な時期がやってくるんです。」

--屋根って長持ちするイメージでした…

「屋根も雨・雪から建物を守る役割があります。水や紫外線を晒され続けることで、塗膜の劣化が進み、放置していると板金基材にサビなどが発生し、雨漏りによって建物の骨格である木材、断熱材などにダメージを与えてしまうことも。」

--見えないからと言って、手を抜いてしまうと大変なことになるのですね

「はい。メンテナンスを怠ると、補修にかえってコストが掛かってしまいます。大切なのは不具合が生じてから対処するのではなく、定期的にお手入れすることですね。外壁・屋根のメンテナンスは足場工事が必要となりますので、同じ時期に施工するのが効率的です。三井ホームでは点検も施工も承っております。気になった方はお気軽にご相談ください。」

リフォームも三井におまかせ！

「リフォームは１軒１軒違うので奥が深い。やりがいがあります」

「お客様のライフスタイルによってリフォームの形もすべて違いますから、リフォームは本当に奥が深いんです。お一人おひとりに寄り添ってご提案させていただくので、大変やりがいがありますね。」とおっしゃっていた小山さんをはじめ、安心しておまかせできるベテランスタッフが揃っている三井のリフォームにぜひ1度ご相談ください！