皆様からの善意と優しさに報いたい、その思いを胸に仕事に臨んでいます
ライフサポーターの職を拝命したのは前職を定年退職した3年前のこと。当初は失業保険でも貰いながら、しばらくゆっくりしようと考えていたのですが（笑）。でも今は、この職場に出会えて感謝しています。このマンションの居住者の皆様は、本当にいい方ばかりなんです。実は昨年11月に肩の手術を受けたのですが、復帰した私を気遣った居住者の皆様が除雪を手伝ってくださったり、本当に多くの優しいお言葉を掛けていただいたんです。そんな皆さんの優しさが、『それに報いなくてはならない』という良い意味での“使命感”であり、モチベーションにもなっています。
住まいの価値を守るためにできる事、それをひたむきに考えています
勤務は朝の8時から12時まで。やるべきことは目白押しで、一日はあっという間に終わってしまいます。まずは各種メーターのやポンプ室のチェックからスタート。このコロナ禍、共用部の消毒も入念に行います。その後は館外の巡回と清掃作業です。春や夏は草むしり、秋は周辺の木々の落ち葉が吹き溜まりを作るので、こまめな掃除が必要です。また、地下駐車場には枯れ葉やマスク、買い物袋など、さまざまな物が入り込むので、それもすべてきれいにします。時にはネコも入ってくるんですよ（笑）。館外での作業をひと通り終えた後は、館内の清掃です。3棟分の共用部を掃き掃除し、1日おきにモップがけ。床のヒールマーク（靴裏の擦れ跡）は、メラミンスポンジで軽く擦って落とします。これは私なりの工夫です。靴を脱いで廊下を歩いても靴下が汚れない、我が家のように館内を清潔に保つ。それが理想です。マンションは居住者の皆様にとって生活の場であると共に大切な“たからもの”。その価値が下がらぬようにしっかり守る事も大切な使命と感じ、日々の業務に取り組んでいます。
マンションは皆様の大切なたからもの。
その価値を守るのも私たちの使命です。
ライフサポーター 工藤 隆さんエスセーナ南16条ルネス
（管理人歴3年目）
健康維持のために続けている趣味のソフトテニスは、市内のクラブに所属して、もう30年になるそう。5月で70歳の節目を迎えますが、「定年までライフサポーターを勤め上げます」と意気軒昂なご様子です。
