建物管理2022.02

Hello!Voice Vol.12 こんにちは!ライフサポーター

広大な敷地に積もる大量の落ち葉や雪もふたりの連携プレーで片付けています。これからも「ワンチーム」で頑張っていきます。

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Hello!Voice Vol.12 こんにちは!ライフサポーター

広い共用部分を管理するには2人のコンビネーションが重要

佐藤「こちらは『タウンハウス』と呼ばれる近年では少なくなったタイプの集合住宅です。敷地が広く、ひとつ小さな街といった趣きですね。見晴らしの良い伏見の一等地ということもあり、販売された当時は随分と話題になったようです。共用部分が広大なため、管理専門と清掃専門のスタッフをそれぞれ配置されていますが、実際は手が回らないため、2人で協力して清掃を行っています。」
藤井「以前、とある商業施設で警備の仕事をしていた頃、清掃員さんの仕事を傍目で見ていて『気楽そうでいいな』と思っていたのですが、現実は大違いですね(笑)。やるべきことが次から次へと出てくるんです。」
佐藤「要領よく進めないと時間がいくら有っても足りませんので、藤井さんとのチームワークが業務遂行には欠かせません。」

落ち葉を集める佐藤さん
消毒作業を進める藤井さん

大量の枯葉や吹き溜まる雪などタウンハウスの清掃は自然との戦い

佐藤「始業は毎朝8時、館内や周辺の点検からスタートします。その後、8時半頃から2時間ほど敷地内の清掃です。藤井さんが建物内の清掃を終えたタイミングで合流します。敷地内を終えた後は、周辺の道路の清掃です。」
藤井「清掃作業の内容は、季節により大きく変わります。秋は落ち葉の掃除ですね。敷地内や周辺の木々から飛んできた枯葉が、ひと月に70Lの袋で50~60袋分も集まるんです。冬場は居住者の皆様が歩きやすいよう、融雪剤の散布やこまめに除雪を行います。」
佐藤「雪解け時期は、滑り止め用の砂の回収が骨の折れる作業。ここは坂道が多く傾斜もきついので、大量に砂が撒かれるものですから。そのほか、春は散った桜の処理、夏は草刈りと、年中やることが尽きません。」
藤井「ここは藻岩山の麓にあり、キツネや鳥が訪れたりと自然豊かな素晴らしい立地ですが、良いことばかりとはいきませんね。」
佐藤「清掃業務と並行して、もちろん窓口業務もいたします。本来の業務ではありませんが、居住者の方からの頼まれごとを引き受けることもしばしば。ご高齢の方も多いので、藤井さんとタッグを組みながら、臨機応変に皆様の暮らしを見守っていきたいですね。」

ライフサポーター 佐藤 茂さん
伏見タウンハウス(管理人歴8年目)

かつてはラガーマンだった佐藤さんですが、現在は完全にインドア派。空いた子供部屋をアレンジした趣味の部屋に籠もり、パソコンで好きな音楽を聴き、ゆったり過ごすのが楽しみだそう。

清掃員 藤井 昭男さん
伏見タウンハウス(清掃員歴3年目)

趣味はお料理という藤井さん。お菓子屋さんに勤務していた経験もあり、パンやケーキ、おまんじゅうなど何でも作れるのだとか。ただ、ついつい作り過ぎてしまい、奥様に呆れられてしまうそう。

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