人とのふれ合いが大好きなところも 仕事に活かせていると思います。
このマンションでライフサポーターの職に就いてから、3月でちょうど7年になります。以前は、道路工事や宅地造成などを担う建設会社で技術屋として長く現場を担当していました。当時の現場監督というのは、苦情への対応や役所との折衝など、さまざまな方面との対応も任されていました。そのころは本当に毎日様々な人とお会いしていました。近隣住民からのクレーム処理等、気苦労も多かったですが、それでも支店の営業部長まで務め上げさせていただくことができたのは、人付き合いが大好きな性分だったからじゃないでしょうか。その部分はライフサポーターの業務にも活きていると思います。ちなみに、このマンションの居住者の皆様は良い方ばかりなので、毎日の勤務が本当に楽しいです。
春から秋にかけて花々が彩る 住みよい環境を守っていきたい
勤務時間は8時から12時まで。朝の巡回を終えた後に、清掃やガラス拭きを終えた後の空き時間に何をするか決めます。ときには、看板の修理など業者さんを呼ぶほどではない修繕作業や、かすれた駐車場番号を直したりもしています。とにかく身体を動かすことが大好きなんですね。冬場は除雪に相当な時間を充てなければなりません。でも、居住者の方の中にいつも除雪を手伝ってくださる方がいらっしゃるんですよ。雪が降った朝、早めに出勤してくると、2面ある駐車場のうちの1面がすでにきれいに除雪してあるんです。本当にありがたいことです。 マンション正面の道は「マロニエ通り」と呼ばれており、夏になるとマロニエ(セイヨウトチノキ)が、日本では珍しい赤い花を咲かせるんです。ほかにも建物周辺にはチューリップやヒマワリなど、多くの花が目を楽しませてくれます。このマンションに勤務し始めた頃、何となく私物の鉢植えを玄関に置いてみたら、居住者の方から喜んで頂きましてね。それに気を良くして、敷地内の空きスペースに花を植えることになったんです。今では肥料代等を管理組合の予算に計上してくださるまでになりました。このマンションの居住者の皆様のご理解があって、本当に楽しく仕事をさせてもらっています。マンションの住みよい環境づくりに少しでも貢献できれば幸いです。
マンションの住みよい環境づくりに
少しでも貢献できれば幸いです。
ライフサポーター 狩野 博文さん知事公館西パーク・ホームズ
(管理人歴7年目)
趣味はクラシックギターと、51歳から習い始めたピアノ。ピアノは1年に1曲を目標にコツコツとマスターしているそう。そんな狩野さんは、ライフサポータの業務も“コツコツ型”。自分で納得のいく仕事ができる限りはこの仕事を続けたいと意気軒昂です。