ライフサポーターの仕事に日々やり甲斐を感じています
こちらに着任して、早いもので10年目に入りました。働き始めた当初は「65歳くらいで引退かなぁ?」と何となく考えていたのですが、気が付けば今年で69歳です(笑)。居住者の皆様は本当に良い方ばかりで、居心地が良いのも長く続いている理由でしょうか。営業職をしていた頃は、家では掃除機すらかけたことがなかったのですが、いざ仕事として「清掃」をしてみると、これが実に新鮮で、楽しさとやり甲斐を感じたというのもありますね。 勤務は毎朝8時からスタートします。まずはゴミ保管庫の整理です。それから建物周辺の清掃と館内の巡回をしながら、居住者のお出かけをお見送りします。こちらは現役世代のご家族が多いので、留守を預かっているという意識をもって日々の業務に当たっています。
居住者のご家族が成長される姿を我が事のように見守っていきたい
建物周辺の清掃が終わった後は、3棟ある館内の掃除機がけやモップがけを曜日ごとに行います。秋は落ち葉掃除も大事な仕事です。ここは北海道神宮に近く、自然を身近に感じられるのが魅力なのですが、10月から12月の上旬にかけては、落ち葉が建物周辺に吹き溜まりを作るんです。多い日だと、ゴミ袋5~6袋分になることもあります。(学校帰りの学生がエントランスを通るのに気付き)おかえりなさい!…ここはお子さんも多くいらっしゃいます。ときどき、管理員室に、小学生の子がトイレを借りに来たり、鍵を失くして泣きながら訪ねて来たりしましてね。みんな一度は来てるんじゃないかな?着任した当時、まだ幼稚園や小学生だった子たちが、中学や高校へ上がっていく姿を見ると感慨深いものがありますね。毎年クリスマスの時期になりますとね、管理員室の受付にクリスマスツリーを飾るんです。小さなお子さんたちが喜びましてね。休みの日に100均などで飾りを買ってきて、飾り付けするのが冬の楽しみです。
留守を預かっているという意識をもって
日々の業務に当たっています。
ライフサポーター 里舘 和美さんパークホームズ宮の森ヒルテラス
(管理人歴10年目)
優しい笑顔が印象的な里舘さん。カメラが趣味で、毎年旅行に出掛けては風景写真を撮るのが楽しみだったそうですが、現在は自粛中。そのため、お給金はもっぱらお孫さんのために使っているそうです。