人のお役に立つ仕事をしたい… そんな想いから職を選びました
今の仕事を選んだのは、人の役に立つ仕事に就きたかったからです。それまで勤めてきた職場では、朝から晩まで利益追求のために働いてきました。その反動ですね。当初は介護関係も考えましたが、管理人募集の求人に出合い、人様の暮らしを守る仕事も良いかと思ったのです。
朝は7時半頃に出勤します。まずは建物周辺の清掃や見回りをし、ゴミ庫のチェックや整理を行います。次は館内の巡回です。1階から13階まで汚れや傷がないか、異変が無いかを確認。その後は館内を掃除機がけしていきます。それが一段落つくと、書類仕事や業者さんの応対など庶務の処理です。午後からは雑草や枯れ葉の処理をし、冬場はここに除雪作業が加わります。職に付く前は、ライフサポーター=『レレレのおじさん』というイメージでしたが、やることが意外とあって勤めた当初は驚きました(笑)。
自身のウイルス対策も抜かりなく 新型コロナ対策もしっかりと
新型コロナが広がってからは、館内の消毒も重要な業務です。オートロックやエレベーターのパネル、階段の手すりなど、住人の方が触れる箇所を朝と退勤前に入念に消毒します。住人の皆さんの健康が何よりも重要ですから。私もこれまでは、娘夫婦が仕事をしている間に孫の面倒を看るのが何よりの楽しみだったのですが、今は顔を見る機会も減りました。コロナ禍が終息するまでは我慢ですね。
仕事を始めてから、社内の表彰を何度か頂きました。ですがどんな賞よりも、住人の皆さんからの感謝の声が何よりのご褒美。「あそこ、綺麗にしてくれたのね。ありがとう」などとお声を頂くと大変励みになります。ただ、お住いの方には口に出さないけれども、気になる部分やご不満がきっとお有りだと思います。そこに先回りして改善できるよう、これからも職務に励んでいきたいですね。
住人の皆さんが口にしない不満やご要望にどれだけ気づき、解決する事ができるか。
ライフサポーター 吉田 達郎さんグランフォーレ桑園
(管理人歴 9年目)
出入り業者さんとの普段のやり取りの中でも、不測のトラブルに対応できるよう情報収集を欠かさないという仕事一筋の吉田さん。でもプライベートでは、7才と2才の孫に滅法甘い好々爺になるそう。