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昨シーズンのルヴァンカップの大熱戦も記憶に新しい北海道コンサドーレ札幌。延長PK戦の末準優勝となったが、最後まで諦めない姿勢が話題となった。連動性の向上を目指しほとんどの選手を残留させ迎えた今シーズンは、常に攻撃的な姿勢を貫くサッカーを標榜するペトロヴィッチ監督の下、Ａ代表にも選出された菅、進藤、大卒の新戦力田中、高嶺、金子、さらに特別指定の現役大学生小柏、中野など、若い年代の選手が目覚ましい活躍を見せている。また他チームも一目置くサポーターの熱烈な応援（チャント）もサポーターとの一体感を体現するこのチームの特徴である。

リーグ屈指の人気と観客動員数を誇るレバンガだが、長年チームを牽引してきたバスケットボール界のレジェンド・折茂武彦の引退シーズンを好成績で終えることができなかった。チームNo.1の人気者・松島も引退した今シーズンではあるが、札幌市出身の宮永雄太を新たにヘッドコーチとして招聘。横浜より牧が復帰した他、札幌旭丘高出身で期待の大型フォワード・玉木の加入、新外国人としてテイラー、メイヨ、ウィリアムズの大型選手を獲得。十分に上位進出を狙える布陣が整った。ベテランの橋本(元日本代表)や帯広出身・多嶋の両PGもまだまだ健在。昨シーズンの無念を晴らすべく、チーム一丸となって戦う。

北海道初のフットサルプロチームとして、2008年3月に設立。2011シーズンには、元日本代表のカズこと三浦知良（横浜FC）がスポット参戦したことでも有名。F.Leagueトップの観客動員数を誇るリーグ屈指の人気クラブでもある。トップリーグ定着12年目となる今年は、新監督に元F.League選抜監督の金井一哉が就任。上位を狙える補強もできた。来年はフットサルW杯が開催（リトアニア）され、フットサル人気も徐々に高まりを見せている。道民に愛され、道産子の目標となるような選手・クラブを目指し、日本フットサル発祥の地・北海道から世界へ向けて、トップリーグで奮闘を続けている。