気持ちよくお出かけしていただくため 朝は少しだけ早くきて掃き掃除
一日の始まりは、マンション正面の歩道の掃き掃除から。少しだけ早めに制服に腕を通し、ご入居されている皆さんが気分良く出勤や通学に出かけられるようにゴミや枯れ葉を片付けます。毎日の「行ってきます」「いってらっしゃい」のやり取りは心地いいものです。その後は中庭や駐車場周りを清掃し、9時頃からは館内清掃に入ります。このマンションは階段が4カ所あるのですが、それぞれ1階から7階まで隈なく掃除機がけしていきます。もちろんコロナ対策もしています。エレベーター内のパネルやインターホンなど、住人の皆さんが触れる場所は午前と午後の2回念入りに消毒します。作業は慣れましたが、以前は廊下で入居者の方とお会いしたら気軽に世間話が出来たのに、それもままならないところが辛いですね。
ご高齢の方が多いことを考慮して 巡回の回数を増やすなどの工夫も
地下鉄駅まで徒歩2分。盆踊り会場になる「風の子公園」や、冬場はスキーも楽しめる「馬場公園」が近くにあるなど、この辺りは子育て世代にも人気です。また高台にあるため、上層階では豊平川の花火大会も望むことができます。ただ風が強く、敷地にたびたび枯れ葉が吹き溜まるため、こまめな清掃が必要です。
家では自分で掃除などほとんどしないのに、仕事だとマメになるのは不思議なものです。例えば、清掃時に階段の隅の埃がどうしても残るのが気になり、会社にショルダー型の掃除機の導入をお願いしました。おかげで廊下の埃がグンと減りました。掃除以外にも、館内の巡回はできるだけ多く行うよう心がけています。ご高齢の入居者様も多いので、不測の事態に対応できればと思い、巡回の回数を増やしてみました。ご入居者の皆様からいただく感謝の声や、ふたり目の孫の誕生が仕事のモチベーションになっています。元気でいる限り、皆さんの暮らしに寄り添っていきたいですね。
入居者の皆さんに気持ちよく暮らしていただくためマンション内の清掃と消毒はしっかりと。
ライフサポーター 菊地 俊行さんひばりが丘パーク・マンション
(管理人歴 2年目)
40年に渡ってホテルに勤務し、退職を機に現在の職に着く。フロント時代に培った柔らかな物腰と心遣いは今の仕事にも生かされている。オフにレバンガ北海道の試合を観に行くのが何よりの息抜き。